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星になる日

星になる日 (花とゆめCOMICS)星になる日 (花とゆめCOMICS)
(2012/01/20)
鈴木ジュリエッタ

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ジュリエッタさんの初期の短編集です。
買うか迷ってその時の気分でと思っていたのですが、発売日は見送りましたがやっぱり購入しました。

どの作品も結構シュールな話なんですね。だから今まで載せなかったのでしょうか・・・。
どれも作品のどこかに人の生死を匂わせる話が多かったんですが、生死に関わってないけれど「マイ ブラディ ライフ」が一番なんか「怖さ」があった。そう、どの作品も最初に不思議な「怖さ」があるんですが最後まで読む頃には「これなら安心」という気持ちでエンドを迎えます。

初期なのでやっぱり物足りなさはありますが、何だか良くも悪くも心にひっかかるというか「ふーん」で通り過ぎていかない話でした。こういう短編でも一ひねりある話を書ける作者さんがやっぱり浮上していくのかなぁ~とか思ってしまいました。でもこのままだとクセが強いので徐々に連載作品ではマイルドになってきてたんですかね。

で、やっぱりファンタジーばっかりなんですね。
確かにもうジュリエッタさんが普通のストーリー書いたら逆に「おっ!?」と思うかも。
だから敢えて読んでみたい。いつか。


「星になる日」のドラクロワは暇つぶしのつもりが・・・。
画像 256


ここからネタバレ▼




■朝がくる
体が弱い裕也は小さい頃から発作を起こしていた。15歳で発作を起こし倒れた先で目覚めた彼は異世界に。そしてユキという少女と出会う。前述の怖さは裕也の母親やユキから感じる狂気ですかね。母は発作を起こさせないよう必死でユキは裕也を自分の元へ留めたくて必死。そんな裕也がどこか冷めているのも怖い・・・。

■星になる日
暇を持て余したドラクロワが散歩中に出会った盲目の少女との話。悪魔かと思ったら吸血鬼でした。
口減らしで森に捨てられたミナは自分の運命を受け入れようとする。そんなミナにドラクロワは逆に「生きたい」と言わせてやると・・・。
命の限りが近づいている彼女にアレコレする場面や最後はお約束な展開であっても少し切なかったですね。

■マイ ブラッディ ライフ
少年・京太は母と暮らしているが、食欲が無くなり自分の体の異変を感じる。そこへいないと思っていた父親が迎えに来て・・・。もっとコメディタッチにも出来ると思うんですが結構シュールでした。母親もだし、京太も。初期は冷めた主人公が多いですよね。実は父親は吸血鬼で京太にもその兆候が現れたという話。そして、いないと思っていた父親と二人暮しになり戸惑うちょっぴりファミリーもの。でも父親が連れ去って行くけどなぜ一緒に住まないのか、母親は連れ戻そうとしないかが上手く書ききれてないです。怖い展開かと思ったら最後にはちょっとホッと出来るんですが安心した終わり方でもあり、やや中途半端にも感じたのは短編過ぎたせいですかね。

■サクラチル
桜の精とのお話。ですが、主人公・桃香がやっぱり教室で浮いてる存在。最初「悪魔とドルチェ」のまゆりもそうだったけどこういう主人公が多いんですね。まゆりは連載になって性格変わったし。自分に自信が無くて内に籠もった主人公は桜の精と出会うことにより徐々に変わっていく。在りきたりかなーと思ったんですが、冒頭で桃香が好きな男の子のモノをこっそり取ってしまった事があるという下りが途中からキーポイントになりました。

■拝み屋裏台帳
なんですかね、一番安心して読める今に近いノリの話でした。除霊に訪れた家で出会った幽霊ナオ。人生を謳歌するまで成仏出来ないというナオに主人公・夢路はナオの要望通りデートすることに。なぜ、これくらいのことにナオが強くこだわるのかというのが最後のオチになります。それが両親との喧嘩につながり死因に繋がる。途中でオチは読めますが前作がずっと暗い話だったのでそんな普通な感じが良かったです。冒頭の説明で夢路がまた暗い主人公なのかと思ったら明るくて良かったです。そう、ジュリエッタさんどれも冒頭が暗い!

■椿檻
山で迷った千賀子は異世界との狭間へ迷い込んでしまう。妖怪に追われて辿り着いた家には巴衛という男性が・・・。「巴衛」の字が全く同じですね。当時の担当者さんのお名前からアレンジしたみたいですがお好きな名前だったんでしょうかね。冒頭の山の主の話から巴衛の正体は推測出来ますが「鳥」の真相がなんだか巴衛ってば・・・可哀想と思ってしまう。この世界でしか生きられないのでしょうが最後は・・・。
そして何故か子供の頃にテレビで見た「日本むかし話」を思い出してしまう私でした。


意外と全部暗い話が多くて、これをまとめて短編にするよりは「神様はじめました」に少しずつ加えても良かったんじゃないかと思いましたが。思えば「神様はじめました」には過去の読みきり作品を挟ませてないですね。
あまりにもテイストが違うから躊躇したのか、現作品の人気にあやかって短編集を出した方がいいと踏んだのかは定かではないけど。初期作品だから緩い話なのかと思ってたのでいい意味で予想を裏切った感じで私的には満足ですが「神様はじめました」の明るいノリが好きで買ったら驚くかもしれないですね。




ほっこり・・・しないよ
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