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金魚奏 全2巻

金魚奏 (花とゆめCOMICS)金魚奏 (花とゆめCOMICS)
(2006/09/05)
ふじつか 雪

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ふじつかさんの最初のコミックですね。
桃山キョーダイを読んで他の作品を読みたくなりました。
なんか絶対に他の作品も好きなんじゃないかと予感がしたので。

【あらすじ】
高二の春。飛鳥は、祭りで和太鼓を演舞する雅生に恋してしまう。しかし雅生は耳が聞こえず、音の無い世界で心を閉ざしていた-。そして、二人のせつない恋の奇跡は静かに始まる。心ふるえる真夏のピャラブストーリー。


とても良かったです。それよりも私が買った時は帯が無かったのですが、なんでしょうね。煽るようなコメントは。いいお話なのに非常に残念です・・・。
桃山キョーダイとは全然違うテイストですが、作者はもしかしてこういう話のが好きなのかな?と言うか私は大好きです。

最初は出会いのきっかけとなった太鼓が気持ちを伝える為にストーリーの中で大きな割合を占めてましたが連載になってからは健常者(という言い方もどうなんだろうと思いますが)と聴覚に障害のある彼との付き合いの難しさがメインになっていきます。

なんというか、キュン!とか切ない!とか瞬時に感じるのでは無くじわじわと心に「染みてくる」良いお話でした。


ここからネタバレ▼




太鼓の音って、確かに直接心臓に振動が伝わってくるんですよね。胸に鼓動が響くような感覚?上手く言えませんが毎年初詣に行く近所の神社で聞く度にすごく直接胸に伝わるってくるなぁ、と思っていたので太鼓をツールとして使っているのはとても上手いと思いました。

最初の読み切りでひとまず両思いになっているのですが、そこから先の連載になってからが良かったです。
マーガレットのように恋愛でキュンキュンしたい時もあるのですが、付き合ってからって大概どちらかにライバルが現れたり誤解して気持ちがすれ違ったりという展開が多いんですよね。
けれど二人にはそんなことが一切起こらずに、聞こえる人と聞こえない人だからこその難しさ、が表現されています。

お互い気持ちをぶつけ合ったり自分の気持ちが通じない事でこじれるのではなく、聞こえない事がわかっているのに相手を思いやれなかったこと、わかっていたつもりでわかってあげられていなかった主人公達が相手への申し訳なさで悲しみ涙する優しさにホロリとさせられて涙腺ゆるみまくりました。


画像 948


飛鳥は聞こえない雅生に負担をかけないようにしたり変に気を使わないようにしたりするけど、聞こえない雅生にはそれが逆に気になったり気を使ってくれてるとわかっているのに「どうせ聞こえる人にはわからない」的な事を言ってしまったり。

主人公はよく泣くし雅生もいつも不安になります。
それだけお互いが大事で失いたくないと思っているからこそ些細なことで不安になるんです。
そんなふうに自分が相手を愛しく想う気持ちには揺ぎ無い自信があるのに自分達自身の相手への接し方に「これでいいのか?」と揺らぎながら、それでも弱さを認め合っていけるのが素敵でした。

「手放せないなら 歩み寄るしかないだろう」

というセリフがとても印象的。

後半の年月の経過が少し駆け足で、もう少し丁寧に物語が進んでもいいのになぁと思いました。
あと、雅生がもう少しカッコイイといい。初期の作品なので絵がまだ・・・目が少し好みじゃなくて・・・。

「桃山キョーダイ」が好きで購入したのですが出来ればこう言うお話の方をまた是非書いて欲しいなぁと思いました。


画像 943




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