ご近所物語

ご近所物語 全7巻完結 (りぼんマスコットコミックス)[マーケットプレイスコミックセット]
小学生の頃、作者のデビュー作をりぼんで読んだのを覚えてます。内容は忘れたけど。
なぜ、ちゃんと覚えてるかと言うとその時の矢沢さんの絵があまりに「りぼん向きじゃない」と思ったのが印象に残ってます。むしろ、(当時の)マーガレットっぽいと。。
それにしてもこんなに有名になるとは、こんなに絵が変わるとは、思わなかった〜。
【あらすじ】
実果子とツトムは小さい頃からお隣同士に住んで同じ学校に通う幼馴染。
服飾科に通う実果子はいつか自分のブランドの店を持つという夢を叶えるため頑張る毎日。
お互い好きなのに近くにいすぎて自分たちの気持ちに素直になれなかったり、恋と認められない二人。
だけど、ツトムが他の子と付き合い始めて・・・。
他の作品もだけど漫画の中の世界観とかキャラ達の性格とか色々な初期設定をかなり細かく作っているのかな?
なんか、内容に無茶があってもブレないなって思います。
読み手によって好き、嫌いはあるかも知れないけど。
セリフの掛け合い方とかが上手なせいか読みやすくて話に引き込まれやすいなって思いました。
だからか、漫画の中の出来事は普通では有り得ないんだけど会話のやり取りが進んでいるうちに楽しいヤザガクのイベントとかフリマもあり、切ない恋愛や将来の不安とかもあり自然な流れのことのように話が進んでてこんな仲間が欲しい。あー、うらやましい。と学生時代の私なら思ったのかな。。
でも特に好きなキャラは居ないので思わなかったかな。
ヤザガクという専科学校の中での実果子はとっても楽しそうで友達も沢山いて、やりたいこともあってそれに向かって頑張っている。だけど、物語の中で実果子こそが中学の頃、少し浮いていたということが書いてあり周りとの感性の違いも自分が浮いてることも気付いていて気にしてないようでもいて本当は傷ついている。
実果子だって理解してくれる人が欲しい普通の女の子です。。
この物語の中でこのエピソードが一番好きでした。
つづきはネタバレ▼
「ご近所物語」は幼馴染同士の恋愛だけの話に留まらず学校生活から将来の事まで青春偶像劇的な話ですね。
特に好きなキャラがいないせいか、実果子とツトムの行方とかバディ子を巡っての勇介との行方とか恋愛的にあまり誰と誰がどうなるのか的なことよりは普通に内容が面白かったです。
確かに、実際には十代から絶対これになりたいという確固たる夢がある人は少ないと思います。
だけど夢に向かってヤザガクへ集まってきてるから学校の中の生徒達は皆 実果子みたいな子が多い。
そんな中で目標を見失ったり将来に疑問を持ってしまったらしたから・・・。
若者が夢に向かって頑張ってる姿を書きつつも頑張り続けるってしんどいし旨くいくばかりじゃないってのも書いてるのがなんか良かった。
とは言っても最後は皆さんそれぞれ幸せな感じ。
ツトムが特にやりたいことがなかったはずなのに、カメラで旨く成功しちゃってるのは、ちょっと簡単すぎないか!?と思ったけど。。
寂しくて、優しくしてくれる人の所へフラフラいってしまうバディ子は性格的にはNANAのハチみたいですね。本人にはそんなつもり無いんだけど「一時の感情」で動いたり言葉にしてしまうから素直で可愛いんだけど周りは振り回されっぱなしでした。最終的にやっぱり修ちゃんとなんですね。
勇介と別れた後に、すぐ修ちゃんとくっついたり別れたり色々あったみたいだけど、せめてもう少し一人で頑張る姿も見たかったかな〜。
私的にはピィちゃんのその後が気になります。

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