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プレーンブルーの国  妙子シリーズ

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プレーン・ブルーの国 (花とゆめCOMICS)

星野架名さんは昔大好きで、私のファンタジー好きの根本になった方です。
こちらは妙子を中心にした短編集ですがハマったのは「緑野原シリーズ」ですっ。

基本的に作者の願望世界なのではないでしょうか?と思うくらいどのシリーズや作品も同じ世界感というかすごく出来上がってる世界なんですよ。
普通の平凡な学校生活をしている中で起こる「不思議」が設定というか。。起こる事はかなり非凡ですが。

作者の中でこの現実世界の中で実は私達は知らないだけで隠れてる不思議な世界や存在が日常と隣り合わせであるんだ!と言う概念の元に書かれているのです。ハマると自分も「この現実の中でそういう不思議な世界が実際に在ることに気付いていないだけだったんじゃないか!?」くらい妄想爆発します。
思春期に堪らん!!という漫画でしたね。

収録作品は「妙子跳ねる!」「ノユ・ファンタズム」「プレーン・ブルーの国」「レムの魔法使い」「地下鉄のユユ」で最初の3作品が妙子シリーズです。

ここからネタバレ▼



■妙子跳ねる!
毎朝「学校になんて行きたくないなぁ~」と思う妙子は、行きたくないと思う自分がドッペルゲンガーとして分裂。ドッペルゲンガーの妙子は学校に行かず映画・万引きやりたい放題で補導員から逃げるが、なぜか誰も彼女の顔を覚えていない。妙子は奇妙な感覚から町で自分と同じ姿の妙子と出会う。
ドッペルゲンガーの妙子が使う力は妙子の力なので、奔放な妙子と逆に本物の妙子にはドッペルゲンガーが感じない罪悪感や疲労感が。自分の中に戻って欲しいと頼む妙子。だけど意識が離れた以上は別人物としても認めている。別の意識は持っていてもやっぱり別の人間としては生きていけないんだ、と悟ったドッペルゲンガーが自分から妙子の中に戻っていきます。学校に行きかずに遊んじゃいたいなぁ、という気持ちからのドッペルゲンガーだけど結局は嫌な気持ちも含め色々な自分がいるということなんでしょうかねぇ。
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■ノユ・ファンタズム
夢の中で妖精の国の王に「超能力が欲しい」といい約束を叶えてもらう。目覚めた妙子には本当に超能力が。この妖精の国やノユという妖精たちは他の作品にも出ていてこれも作者の創作世界の一つですねぇ~。
魔法とか超能力とか一度は誰でも使えればいいのに、という願いが叶うという設定が堪らんです。だけど、テストや未来を予知してクラスメイトから気味悪がられてしまう。実験の授業で爆発事故が起こり皆から怖がられることを承知で力を使いクラスメイトを助ける妙子。結局、力は魔王に返します。
妖精ノユの世界は誰かが創造で作った世界でもあり、元々あった世界でもある。だけど今いる私達の世界だってもしかしたら誰かの創造上の世界かも知れないよ。というこの世界感が本当に大好きでした。

■プレーン・ブルーの国
突然、妙子の目の前に現れた男の子アオ。彼は子供しか住めないアムウという国から来たという。子供から成長しない子達が住むアムウで「成長」してしまったアオははじき出されてしまった。アオは人間だったのか?
アオが何も知らない子供で可愛いです。だけど自分が成長=大人になることを認めたくないアオ。いつまでも子供でいたい、と思うけれど成長は止められない。これは成長過程の時に誰もが思う感覚とも似てますね。
最後にアオの体は成長してしまうのですがアムウの世界には子供の姿のアオが戻っていて・・・。アムウという世界は大人達の心が作った世界で大人になる時に置いてきた子供の気持ちなのかなぁという発想がもう素敵。
アオは妙子を好きになってそういう感情も大人へと成長したのですかね。アオは他の妙子作品でも妙子のパートナーとして出てきます♪
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■レムの魔法使い
クラスメイトに「この世に一番最初にあるものってなんだと思う?」という問いをするユカ。そこで「不思議」と答える純。「じゃ おまえら、なんでそこにいるんだよ?」と言う純の言葉を聞いてから魔法にかかったように純に片思い。この最初だけでもかなり好きです。
そして、ユカは夢の中で不思議な球を見つけます。そこへ現れる純。この球は「レムの球」と言い純の夢に現れて色々な世界へ連れて行ってくれるという。しかし、レムの球が現実世界へ影響を及ぼし始めます・・・。
学校に影響が現れるのですが、作者は他作品でも「学校」と言うものにもかなり比重を置いてます。わかります。私にも。学生時代、一番身近だった学校で起こる「不思議」がどれ程魅力的かって・・・。
レムの正体とは・・・。レムのせいで学校がめちゃくちゃな世界になってしまったりするんだけど、不思議な事を渇望していたけれど現実が一番、不思議で素敵だということです。

■地下鉄のユユ
地下鉄に乗っていてふと気付いたら記憶喪失になっていた。そして、同じく出会った男の子も記憶が無いらしい。二人で何故?と思っていると、なんとその地下の駅にいる人々が皆記憶を失っていることがわかる。しかしなぜか全員が一部の記憶とある一方向への意識があり皆でその方向を目指し歩き始めます。実は別の惑星から来たユユという異星人が事故にあい命を落とすと同時に記憶が散ってしまう。そして、記憶を取り戻そうとした際に誤って皆の記憶を奪ってしまったというのです。なので皆には逆に散ってしまった記憶の一部分だけが残ることに。ユユは命を失い精神状態しか残っていません。
ちょっとシュールな展開ですが改めて読むとこういうことを思いつく思考回路がスゴイですね。
最後は時間も記憶も戻り名前を思い出した主人公と男の子が自己紹介から始まります。


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