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おかしな★ふたり 3~4巻 (完)

おかしな★ふたり(4) <完> (デザートコミックス)おかしな★ふたり(4) <完> (デザートコミックス)
(2013/03/13)
丘上 あい

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別巻の感想⇒1巻・2巻

【あらすじ】
赤松太一は、携帯通信会社の御曹司の身でありながら、少女漫画家を目指してボロアパートで一人暮らし中。隣に住む寄鳥緑と心を通わせるうちに、お互いに惹かれあうようになっていく。そして、ようやく2人の恋が始まろうとしたとき、太一の元カノが現れて2人はすれ違ってしまう。そして太一はアパートを出て、父親の会社で働き始める。一方、太一を忘れられない緑だったが、彼女の体にある異変が? 感動の最終巻


2巻以降、少しまとめて読もうと思っていた漫画だったのですが思ったよりも早く終わりました。
2巻までは二人の距離が近づく迄のストーリーという感じだったのですが、それまで二人のいい感じだった雰囲気が3,4巻をまとめて読んだら流れを覆してしまう怒涛の展開でした。
区切ってしまった巻が悪かったのかもしれませんね。むしろまとめて読んだ方が良かったかもしれないです。

丘上さんはストーリーの作り方もしっかりしているし、何かメッセージ性も感じるしキャラもきちんと作ってあるのを感じるのですが何かご本人の性格なのか妙にきっちりし過ぎる印象なんですよね。
詰め込みすぎというか、まさにスキが無さ過ぎて面白みが減ってしまってるという勿体無いお化けが出そうな感じです。

ここからネタバレ▼




みどりがもう少し何かするかなぁと思ったら特に何もしなかったのはページの都合なのかな?
二人はやっと付き合う状態になりこれからという所で過去のみどりが現れます。みどりは別に悪くは無いのですが悪くないキャラだからこそ読んでて厄介な気持ちになるんですよ。
誰が悪いわけでもない、嫌いになったワケでもないのに別れた二人ってのは元サヤが起き易く読んでてモヤモヤするわけですよ。

それに加えて過去のみどりは旦那よりもイチを思っているというくらい自分を犠牲にしてるのに旦那とうまくいってない素振りを描きつつ彼を見捨てることは出来ないとか・・・。みどりと旦那とが一緒の場面とかは無い割にそこまで沢山事情だけ書かれても中途半端すぎて設定はキッチリ出来てるんだけど作中に描ききれてないように思えました。

イチが過去のみどりから受けたものはすごく大きいと思うんです。
だからこそ緑が敵わない思って身を引いてしまうのもわかるくらいです。そもそもイチと緑は付き合い始めたばかりでこれだけのことが起こってすぐ二人は会えなくなってしまったわりに1年間ひたすら相手を思って過ごしていくというのに設定が丁寧な割にリアリティが無くて・・・。

誰か一人でも自分の気持ちを素直に吐き出せばどうにかストーリーがもっと進むんじゃないかと思うんだけどキャラが全員自分の気持ちを出さずに我慢して進む事によって均衡が保たれているようで逆に悪い方へ進んでるという結果になっているので読んでいて爽快な気持ちにならないの。

全員引き気味でいる状態で両思いの二人も接触を避ける。
それぞれのキャラに物語があるという状態にしたいという作者の意図としてはちゃんと伝わります。むしろ、みどりの事情やイチの過去がこんなにいらんくらい入ってました。

私が個人的に少女漫画で好き合ってるもの同士がスレ違うという状態が好きじゃないんですよ。
せっかく二人が偶然再会して会うことになったのに緑が階段から落ちてしまって会いにいけずイチは誤解してしまったり。ただ、それによって耳が聞こえなくなってしまったのはきちんと意味のある設定だと思えるのでいいんですけどねぇ。

脇役にも物語をもたせたい、「当て馬」で片付けられたくないという思いだそうですが、ストーリーの鍵を当て馬が握る事だってあるし当て馬の方が魅力があることだってあります。

今回、イクラとか二人はまったく緑に当たってこなかった。優しく見守っているだけの二人に少し物足りなさというか主張が無かった割には出番だけ多いキャラだな・・・と思えてしまった私です。
脇役には脇役だからこその役割があるのですから・・・主役二人を引き立てることも大事だと思います。

他の作品でもそうなんだけど、結局皆それぞれ事情があったから誰が悪いわけでもない・・・という状態を作ってしまう事によってじゃあなんでこんな事になっちゃったんだろう?運?と、どこに気持ち持っていっていいのやら・・最後に二人が再会して結ばれたところはさすがにキュンとしましたが二人が離れてるのが巻数的には短かった割には読んでて長く感じました。

丘上さんの漫画は面白いしストーリーの作りとかしっかりしてるのにしっくりしないのは、主人公が気が強い割に芯が弱い人が多くてそれを脇役が助けてくれるの。
だから主人公が主人公としてしっかりしきれて無い割に脇役が脇役としてしっかりし過ぎなのですね。

本誌の色々な中にこういったしっかり読ませるテイストがあってもいいなとは思いますが。
そういえば丘上さんはBe・Loveへいかれたんですね。無認可保育園についてのストーリーを描いてるらしいですが、大人な内容の方が作者には合ってるかもと思いました。



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