2010.10.29
アーシアン
![]() | 完結版 アーシアン 1 (2002/09) 高河 ゆん 商品詳細を見る |
高河ゆんさんと言えば私の中では「未完の女王」として君臨しています。(ごめんなさい)
CLAMP同様に同人誌出身の漫画家で当時私の周りでは好きな友人が多かったので初期の作品は殆ど借りて読破してますが自分で買ってたのは殆どありませんでした。
なんかね、この人の書く作品は面白いのですがどれもBL臭くて苦手だったんです。
まぁBLっぽいといっても全然今のBLとは比べ物になりませんが、中学生だった私は今で言う腐女子(こんな言葉も無かった)っぽくなりたくないと無意識に抗っていたんですよね。まぁ、思春期だから・・・。(?)
昔はBLという言葉はなくて「やおい」って言ってました。そしてBLの商業的なジャンルも無かったんですが。
BL臭がないのは「REN-AI」と「アリスインワンダーランド」くらいでしたね。
自分で持っていたのは(なぜか)B型同盟だけでした。
どれも、これも未完。借りてたくせに言うのもなんだけど未完ばっかり!
あの頃まともに終わったのは「子供達は夜の住人」くらいだと思う。後のローラカイザーも終わったみたいですね。最後をある程度考えてないのでしょうか?
当時としては珍しく専属契約を結ばずに複数の雑誌で同時に連載を書かれていたので忙しくてどれも書けなくなってしまったと聞いたような気も・・・。
ただアーシアンは好きだったんです。それでアーシアンが完結していると知って思わず購入してしましました。でも「源氏」はもう書かないのかな・・・。作品としては一番秀逸だと思ったのに。。
あと、「REN-AI」も面白くなってきたなってとこで止まったし・・・。
【あらすじ】
惑星エデン。ここは地球上で天使と呼ばれる白い羽をもつ異星人達が暮らす惑星。
エデンでは地球人(アーシアン)の行動監視してチェックする。マイナス項目が多くなったとき地球を滅ぼすために。そしてちはやはエデンでただ一人黒い羽をもっている。そんなちはやと影艶が地球の調査員として地球へ降り立つ。
エデンという惑星で人間が天使だと思っていた存在は実は異星人、という設定や地球の行動をチェックしているとか設定はとても面白かったです。ちはやが出会う人々。起こる出来事もかなり日常的ではないんだけどそれもとても魅力的な話でした。
可愛すぎるゾ~、ちはや!

ここからネタバレ▼
スポンサーサイト